毎年の恒例になりつつある、春の中野川川（高知県）での釣り。
でも釣りだけじゃつまんな〜い、ってことで、
今年は、愛媛方面の観光をセットにしてみました。

モデル　Honda Racing F1リカちゃん
（ボディはSAJに変えてあります）

◇長いので、３ページに分けてあります◇

大阪南港２２：５０発のおれんじ７（おれんじせぶん）３便に乗り、東予港（愛媛県東予市）へ。
（出発時は真っ暗だったので、写真は東予港に着いてからのもの）

前回も書いたけどオレンジフェリーは食堂メニューが充実してるので大好き。
今回食べたのは、讃岐うどん、じゃこ天（写真左）、穴子巻き竹輪（写真右）、
生ビール（アサヒビール四国工場直送らしい）、刺身盛り合わせ、オムカレーなどなど。
どれもお手ごろ値段だし、お味もGOODでした。

道後温泉

東予港から車で１時間くらい走って、道後に到着。
道後温泉は、日本書紀にも登場する日本最古の温泉だそうで、
夏目漱石の小説「坊ちゃん」に出てくることでも有名です。

まずはひと風呂浴びよう、と道後温泉本館へ。
建物は、ガイドブックとかを見て想像してたのより、ずっとずっと小さかったですが、
木造３階建ての建物は、「千と千尋の神隠し」の油屋ってこんななのかな？と思わせる雰囲気がありました。

入り口で入浴券を買って、中へ。
道後温泉本館は、神の湯（かみのゆ）と霊の湯（たまのゆ）というふたつの温泉があって、入浴券は４種類。
神の湯に入浴するだけの神の湯階下が300円、貸し浴衣と貸しタオルがついて大広間でお茶を飲んで休憩できる
神の湯二階席が620円、霊の湯二階席（神の湯と霊の湯両方に入れる）が980円。
今回はお人形撮影がしたかったので(^^;、個室でのんびりできる「霊の湯三階個室」1240円にしました。

案内された個室で浴衣に着替え、
皇族専用に作られたという浴室、又新殿（ゆうしんでん）を見学してから、いざ浴室へ。
湯船の深さが何とも中途半端でしたが（肩まで浸かるには、中腰状態必至(^^;）、
お湯はかけ流し、出た後はからだポカポカ、お肌スベスベのいいお湯でした。


お風呂から上がって個室に戻ると、お茶と坊ちゃん団子を出してくれます。
お茶は普通の緑茶なんですが、砥部焼きの湯飲みに輪島塗の天目台ってのが、
なんだか歴史を感じさせます。

こちらは、３階にある「坊ちゃんの間」 夏目漱石の像や、漱石とその奥さん、 「坊ちゃん」の登場人物モデルとなった人達の写真などが 飾られてました。

あ、そうそう、リカには持参した浴衣を着せてるけど、実際に貸してくれる浴衣は、こんな白鷺模様です。
２階席だと、湯玉模様のものらしいですが。

夏目漱石の小説「坊っちゃん」と道後温泉

リカが持ってるのは 新潮文庫版の縮小コピー

道後温泉といえば、夏目漱石の「坊っちゃん」。 市電には「坊っちゃん列車」なるものが走ってるし、 街角には坊っちゃんやマドンナ、赤シャツの扮装をした観光案内人がいる、というので、 読んだことがなかった私は、旅行前の予習として読んでみたんですが･･･ 坊っちゃんたら、松山のこと、めちゃめちゃ見下してるじゃないですか(@_@)。 ストーリーも、『地方に赴任した熱血先生と生徒の学園モノ（「二十四の瞳」の松山版みたいなカンジ？）で、 マドンナ＝坊っちゃんの同僚で憧れの人』と想像してたら、見事にはずれ。 坊っちゃんとマドンナなんて、全くといっていいほど接点がないし、坊っちゃんは逃げるように東京に帰っちゃうしさ。 道後温泉だけはベタ褒めしてるけど、 この小説を観光の目玉にしてる松山＆道後温泉って、ある意味すごいと思います(^^;。

･･･と、それはさておき(^^;･･･

入浴後は道後温泉駅から市電に乗って、松山城へ向かいました。

右の写真で、前に停まってるのが、件の「坊っちゃん列車」で、１乗車３００円。
私たちは、坊っちゃん列車には魅力を感じなかったので、市電のみの１日乗車券３００円を購入しましたが、
坊ちゃん列車と市電一日乗車券のセットだと５００円なので、オトク感はそっちの方が高いかも？
（市電は１乗車１５０円）。
市電は本数も多く、市内の観光にはとてもとても便利でしたよ。

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